Cinema Africa
アフリカが語るアフリカを日本へ | シネマアフリカ
Archives – 2009年上映作品

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movie-rwanda2008
『イセター道路封鎖の背後で』(仮称) 日本初公開作品
(55分 ルワンダ ジューン・レイン監督 2008年)

虐殺の現場を撮影した唯一のジャーナリストが、14年後、映像に写った人々の村を訪れる。突如現れた当時の真実を語る映像に、村には大きな衝撃が走る。今だ罪を否定する加害者、癒えない傷を抱える遺族や村人が一堂に会し問題の映像を見るが・・・。




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『軍靴と自転車―第二次世界大戦で戦った南アフリカ人』
2007 エンカウンターズ映画祭オープニング作品
(82分 南アフリカ ビンセント・モロイ監督 2007年)

なぜ抑圧された人々が、抑圧する人々のために、戦わなくてはならないのか?彼らは戦場で何を得たのか?若き青年監督がソウェトの退役兵士の歴史をたどる旅にでる。南ア黒人兵士の大戦への貢献という語られない歴史を発掘する。




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『希望のSL鉄道』 (60分 1998年 NHK)
アフリカで最も若い国、エリトリア。人々が一丸となって独立戦争で破壊された鉄道の復興に燃える。戦争に使われたレールや枕木を集め、1930年代のSL機関車を自分たちで修理し走らせる。数十年ぶりに機関車を走らせる老機関士たちの思いを描く。
*1998年NHK放映作品。NHKアーカイブス、エリトリア大使館の協力を得て特別上映。




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『アブレル 微笑の戦士』 (140分 エリトリア ゼライ・ミスグン監督 2007)
冗談好きの人気者アブレルだが、小さな誤解が元で学校を追われ、やむにやまれぬ罪で刑務所へ。刑期が明け恋人とまだ見ぬ娘に会いにいくが、エチオピアからの独立闘争は激化し、アブレルもついに解放戦線へと身を投じることに。知られざるエリトリア現代史を駆け抜けた一人の男の物語。




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『マルーンドー恋の脱出大作戦!』
(100 分 ケニア ボブ・ニャンジャ監督 2007)

挙式を控えた美人受付嬢と,結婚生活に行き詰まったビジネスマンが事故で高層ビルのトイレに閉じ込められた!ケニア2大民族のキクユとルオ出身の2人は、脱出の為に協力し合い、本音でぶつかりあい、疑い、そして…。軽快な笑いの中に現代ケニアの抱える問題も見えてくる話題作。




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『壁をこえてーわたしたちみなルワンダ人』
2008年パンアフリカン映画祭最優秀短編賞佳作
(25分 英・ルワンダ デブス・ガーディナー・パターソン監督 2007年)

ジェノサイド後の不安定な情勢の中、ある中学校が反政府軍に襲撃される。「どいつがツチだ?教えなければ皆殺しだ!」飛び交う怒号の中、生徒たちは究極の決断を迫られる。憎しみ合う大人たちを見て育った子どもたちの答えに世界が涙した。実話を元に映画化。




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『アルフォンスの自転車』
(10分 ルワンダ エリック・カベラ監督 2007)

ゴリラの住む山の麓でカメラマンの到着を待つ撮影中の映画監督。突然、目の前の森からラジオの音が。驚く監督を、子供たちが大喜びである男の元へ引っ張っていくと、そこには…。現地上映では笑いの渦に包まれた偶然が生んだ心温まる笑いと希望のドキュメンタリー。




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『市場は遠かった』
2006年カンヌ映画祭「監督週間」出品
(20分 エチオピア ウォルコウ・ダニエル・タイエ監督 2006年)

エチオピアの田舎では、市場へ向かう道のりは長く何が起こるかわからない。ロバに乗って市場へでかけた父子は、市場への道すがら、数多くの人々の様々な「良い」助言を受けるのだが…。伝統的な寓話に軽妙に風刺が散りばめられたカンヌでも認められた佳作。